アロハ!オフィススタッフのらなです。
今回はハワイ島観光スポット第12弾として「カラカウア・パーク」をご紹介します!
カラカウア・パークは、ダウンタウンのカメハメハ通りから一本山側に入ったところにある、1900年代初頭に裁判所や警察署として建てられた、歴史的な建造物に囲まれた小さな公園です。かつてはヒロのタウン・スクエアとして多くの市民が行き交う広場だったそうです。
公園は1874年から17年間ハワイ王朝を治めていた、第7代目のカラカウア王に由来しています。
カラカウア王の銅像もあります。背後には巨大なバニヤンツリー。まるでカラカウア王を守っているよう。
右手にハワイアンには欠かせないタロの葉を、左手にフラで打楽器として使われるイプ(ひょうたん)を抱えています。
メリー・モナーク(陽気な王様)と呼ばれたカラカウア王は、ハワイの伝統的な音楽やダンスの熱烈な守護者でした。王自らハワイ州の州歌「ハワイ・ポノイ(=Hawai’i’s Ownという意味)」作詞したり、その当時まだ知られていなかった新しい楽器ウクレレを世に広めたり、また1830年以降禁止されていたフラを復活させました。今年51回目を迎える、ハワイ島ヒロで開催されるフラの祭典メリー・モナーク・フェスティバルは、王への敬意を込めてその名を冠しています。
銅像の足元には、皆既日食が観測された1991年7月11日にタイムカプセルが埋められていました。
次にここで皆既日食が観測される、2106年5月3日に開けられるそうです。100年前はヒロのタウン・スクエア、現在は静かな憩いの場、そして93年後はこの場所がどう変化しているのか。見届けることはできませんがワクワクします。
公園にはほかにも、このような日時計が。
この日時計は1877年頃にカラカウア王が寄付したもので、何十年もの間、ハワイの人々はこの日時計で時間を計っていたそうです!
また、公園には銅像と向き合う形で、第二次世界大戦、朝鮮戦争、そしてベトナム戦争に従軍したハワイ島の戦没者慰霊碑があります。
池にはピンクや紫色のきれいな蓮の花が咲いています。
石碑には人類の平和を願う言葉が、その上には戦没者の名前が刻まれています。
ヒロにお越しの際は、ぜひ訪問してみてくださいね。
ハワイ島マイカイオハナツアー
らな